329人が本棚に入れています
本棚に追加
告白
コンビニに向かう2人。
つないだ手が嬉しい。
花子はフラフラしていたが、幸せを感じていた。
ピロピローン♪
コンビニについて飲み物を選ぶ。
「俺チュッパチャップスが好きなんだよね~!」
と、お菓子コーナーでしゃがみ、嬉しそうに話す。
そんなはやとが可愛くみえた。
「何味が好きなのぉ?」
「俺はコーラが1番好き。」
「私も好き~。」
「じゃあ、5個くらい買ってこ♪花子ちゃんの好きなやつ。」
花子は5個すべて、コーラ味を選んではやとに渡した。
「全部コーラかよ!!(笑)」
「だってコーラがいいも~ん。」
「ま、いいけど(笑)」
買い物を済ませてコンビニを出た2人は、来た道を戻る。
自然と手をつないでいた。
「はやと君は彼女いないの?」
突然の質問にはやとは驚いた様子。
「え?いないよ。」
「なら安心♪」
はやとが黙り込んだ。
「・・・俺、花子ちゃんの事好きになってもいい?」
「え!?」
花子の足がピタッと止まる。
「好きなんだけど。」
暗闇に浮かぶはやとの真剣な顔。
「・・・わかんない。」
会ったばかりだ。
簡単に答えを出せなかった。
最初のコメントを投稿しよう!