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バシッ
花子はイラッとして幸子を叩く。
「いったぁ~!!(怒)」
幸子がやっと起きた。
ひろしも純也もノソノソと起き上がる。
3人がやっと起きたのを確認してはやとが、
「俺ら今日から付き合うから。」
と花子の肩を抱き寄せた。
突然の交際宣言。
「まじで!」
ひろしが細い目をいっぱいに開けて驚いた。
花子は幸子の顔色をうかがった。
少し不機嫌そうに見える。
(好きな男いる所で3Pなんかするからだよ。)
花子は開き直った。
「いつの間に~?」
純也が頭をかきながらアクビをし、問い掛けた。
その問い掛けにはやとは、
「お前ら何しとったの?」
と、からかう様に聞き返した。
「まぁね!」
ひろしは何故か得意げ。
「あ、そーだ!幸子、番号教えてよ!」
思い出したようにひろしが携帯をひらいた。
「やだ。純也がいい。」
「が~ん!」
「じゃあ教えて♪」
純也も携帯をひらいた。
そんなやり取りを花子とはやとは笑い合って見ていた。
はやとの仕事の時間がせまってきた。
「俺花子ちゃん送ってくるわ。」
はやとは家まで送ってくれた。
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