今夜、月夜の幸福を(ラビアレ)

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「アレン」 名前を呼ばれ…ゆっくりとラビのほうを向く 「俺が一緒に寝たいんさぁ 俺の我儘聞いてくれる?」 いつもの優しい笑顔でラビが問い掛ける 「…………」 -ホントは安心したんです…あなたが来てくれて -けれど…一度頼ったら…一人では立てなくなってしまう…… -僕は弱いから…… -だから…大切な人も守れなかったんです…
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