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それから
彼女の兄貴の口撃は
止まる事はなかった…
毎日、
彼女に
“コングと別れろ”と
勧めていた…
ちなみに忘れてると思うが僕は入院中である。
僕は退院をして彼女とドライブに出掛けた…
車内がムード満点になった頃、
突然、
彼女が話しだした…
『実は私、
コングに内緒にしてた事があるの…』
僕はどうせ大した事じゃないと思い笑顔で
『なんだい??』
と答えた。
彼女は僕の笑顔につられ笑顔で僕に言った…
『実はコング以外に付き合ってる人が二人いるの✌』
・・・。
えっ!?
三股かよっ!!
三股の事実を知った僕は
案外、冷静だった…
とりあえず僕は
彼女に今後どうしたいのかを尋ねた
すると、
彼女は僕に
『明日、
他の二人とは
別れるから』
と言い放った…
・・・。
僕は笑った…
今までの彼女の行動が全て嘘に思えたから…
だからか、
僕は彼女に声を掛けれなかった…
沈黙状態のまま、
車は彼女の家へと向かった…
ふと運転中に彼女の方を見ると…
彼女は涙を流していた・・・。
僕はその涙を見ながら決心した…
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