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僕が彼女と出会ってしまったのは2000年の夏だった…。
ちょうどその日は
親友マキトの誕生日だった。
親友の誕生日という事もあって、
僕とマキトと親友ナツとの３人で食事に行った。
僕らは、普段は決して行かないような中華料理屋に足を運んだ…
別にその店は評判が良かった訳ではなく、
むしろ
“値段が高い”って事ぐらいでしか
知らない店だったのだ…
なのになぜ‥？？
マキトは僕に言った…
『この店…
テーブルが回せるんだよ』
ハァ？？
それだけ？？
マキトは喜んで
テーブルを回し続けた…。
マキト？？
そう彼こそが僕の親友であり、
今回の事件の元凶になった人物
・・・
という訳ではない。
ただこの後、
あんな恐ろしい事件が起きるなんて、
この時の僕には想像も出来なかった…
中華料理屋を出ると、僕達は地元のカラオケに行く事になった…
部屋に入ると
早速、歌本を開いた。
その時っ！？
部屋に女の店員が入ってきたのだ…
カ・カワイイ…
そう、
この店員の女の子こそが
今回の主役であり、
僕が惚れた女である。
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