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そう……私は大の本嫌い!!!ずっと字を見ているといつのまにか寝てしまっているのだ。
「あぁ~、もうホントに最悪……」
私がグチを言っていると
「最悪なのはこっちだ💢お前のせいで巻き添えくったんだからな。」
「私のせい!!??」
そう、敦はなんと図書委員に並ぶほどめんどくさい保健委員になってしまったのだ。
「なんで俺が保健委員なんてやんなきゃいけねんだよ。」
「それはこっちのセリフだよ!!」
私達がまた言い争いをしていると、
「あ、あの…」
後ろから声がした。
振り向いてみると、
「僕のせいだよね…。ゴメンね??💧」
清水君が申し訳なさそうに立っていた。
「何で!?清水君は全然悪くないよ??」
「そうだよ。悪いのは全部こいつなんだ。」
「なんですって~💢」
「クスッ」
清水君が少し笑った。
私達が不思議そうな顔をしていると、
「あ、ゴメン!!何かすごいなぁ~と思って…。」
私がまだ不思議そうな顔をしていると、
「2人とも初対面なのにもうこんなに仲良くなってて。僕引っ込み思案だから委員長にでもならないと友達できなくて…。」
そう言って清水君はハハハッと笑った。
そんな清水君を見て、
「じゃ私達と友達になろうよ!!」
私は大声を挙げた。
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