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健ちゃんがニヤッと笑って棗に言った。
「了解☆ちゃんと走んないと置いてくよ??」
と棗もニヤッと笑って言い返した。
「あっ、言ったなぁ~!!」
健ちゃんと棗がふざけてじゃれあっていると、
「何か仲いいね~。」
と綾香がつぶやいた。
「えっ!!別に普通だよ!」
私はなぜか大声をあげてしまった。
「うるせぇ……。」
「あ、ゴメン💧」
敦の一言で棗は我にかえった。
「別に仲いいのはいい事じゃない。どうしたの??」
綾香が不思議がって棗に聞いてきた。
「あ、そだよね!!何でもないよ!!あはは☆」
と棗が笑って言ったのでみんな納得したように部活の話をし始めた。
「(何か今綾香がちょっと悲しそうな顔したから否定しちゃったけど…。)」
ガラッ
「席につけ~。H・R始めるぞ!!」
と織田先が入ってきてH・Rが始まった。
「え~、今日の休みは…清水か。」
織田先がそう言ったので私達はえっ!!と顔を見合わせた。
隣を見るとたしかに席は空いていた。
「先生!!優なんで休みなんですか??」
と健ちゃんが声をあげた。
「あぁ、家庭の事情らしい。午後から来るかもしれないと言っていたな。ほら、加藤!!席につけ!!」
織田先が健ちゃんを注意してからまたH・Rが続いた。
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