疑惑、そして追跡

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ガラッ!! 「はぁ~、間に合った~…。」 と綾香が来た。家から猛ダッシュしてきたみたいで息がかなり乱れている。 「綾香おはよ!!大丈夫??」 「あ~棗ごめんね!!」 「全然いいよ!!」 と私たちは笑いあった。 「綾香おは~。」 「おはよ、綾香ちゃん!!」 「う~っす。」 みんな綾香に挨拶した。 「みんなおはよ~!!…あれ?優君!!」 「あ、この前はごめんね。なんかみんなに心配かけちゃったみたいで…」 と優君は申し訳なさそうに謝った。 「んな気にすることねぇって!!」 と健ちゃんは優君の背中をバシバシ叩いた。 「やっぱ風邪かなんかか??」 と敦が聞くと、 「え、あ~ううん。ちょっと用事が。」 優君が一瞬目を泳がせたのを私は見逃さなかった。 「さぁ~席につけ!!H・R始めるぞ。」 織田先が入ってきたのでみんな席についた 「(優君…何か隠してる??)」
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