はじまり

5/17

20人が本棚に入れています
本棚に追加
/78ページ
「はぁ??お前、それが助けてやった奴に言うコトか??それにチビなのは事実なんだからしょうがないだろ。」 「ムッカ~💢あんたねぇ、何でさっきからそんなエラそうなの??」 「別に??エラそうにしてる気はないんだけど。」それから私達の争いは約20分ほど続いた。 ガラッ 勢い良くドアが開いた。 「おい。何してる??席につけ~。HR始めるぞ。」 担任と思われる先生が入ってきた。 「そこ!!はやく席に着かんか。」 私は注意されしぶしぶ席に着いた。 「ダッセ~。クックッ」 「うっさい!!」 「お前がうるさい!高橋!」 「すいません……」 「クックック」 「💢~」 先生…私ははやく席替えがしたいです💧。 「えぇ~、まずみんなにクラスに慣れてもらうため、しばらくこの席のまま行う。」 ノーーー!! 私の心の願いは先生には届かなかった。(泣) 「まず、この1-2の担任になった織田原だ。一応野球部の顧問もしている。みんな、1年間よろしくな!!」 先生は頭を角刈りにして黒と赤のジャージを着ていて、いかにもスポーツやってます!!って感じだった。 「じゃ、まずは自己紹介をしてもらうかな。」 そして名前順に前から自己紹介が始まった。
/78ページ

最初のコメントを投稿しよう!

20人が本棚に入れています
本棚に追加