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「加藤 健一です!!部活は野球部に入ろうと思ってます。みんなよろしくな!!」
ガタン!!加藤君は席に着くとき勢いあまって後ろの人の机にイスをぶつけてしまった。
「あ、ゴメン。」
クラスに少し笑いがおきた。
「(加藤君かぁ~。なんか面白い子だなぁ。しかも野球部なんだ。)」
私がちょっと興味を持っていると、
「小森 綾香です。部活は演劇部に入ろうと思ってます。よろしくお願いします。あ、ちなみにこのクラスの高橋とは大親友です☆」
彩香の自己紹介が終わった。私はすっごく嬉しかった。
「綾香~!!大好き~☆」
と呟いてみると、
「綾香~!!大好き~☆」
ハッと横を見ると、
「マヌケな顔。」
原田君が私の声をまねしていた。
「ちょっと、まねしないでよ!!しかもマヌケじゃないし。」
「高橋!!次お前だぞ!!
原田もちょっかい出すな。」
「へーへー。」
原田君はパタッと寝始めた。
「(また寝るんだ…。)
えっと高橋 棗です。部活は野球部に入ろうと思ってます☆よろしくお願いします♪」
私が席に着くと、
「お前野球部に入んの??野球部って男だけじゃなかった??(笑)」
原田君がニヤニヤしながら言ってきた。
「そんなのわかってます~!!マネージャーやるの!!」
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