はじまり

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「(何かホントに委員長って感じだなぁ~。)」 私が感心していると、 「ぐがーー…。」 「こいつは…💧」 隣で敦が堂々といびきをかいて寝ていた。 私は消しゴムのカスを投げて起こそうとした。 「おりゃ!!起きろ!!」 「…ってめ!!なにすん…」 敦が飛び起きたとき、 「コラ!!そこいい加減にしろ!!」 織田先に雷が落ちた。 「まったく入学式しょっぱなから…。よし!!2人には罰として、残った委員会をやってもらう!!いいな!」 「!!!!!???」 「……💢」 なんですと~!? 「ちょっ…先生…」 「文句はなし!!じゃ次は係決めだ。清水、続けろ。」 「は、はい。」 清水君はちょっとおろおろしていたが、無事全ての委員会、係決めが終わった。 キーンコーンカーン 「じゃ、ここまで!!清水ご苦労だったな。後1時間ほどしたら上級生達が部活を始めるだろう。そしたらみんな自由に見学しなさい。以上!!」 それだけ言って織田先は教室を出ていった。 「棗!!」 「綾香~!!」 私は綾香に飛びついた。 「もう、ホントに最悪だよ~。」 何と私はめっちゃくちゃめんどくさい図書委員になってしまった。 「まぁ、これをきにちょっとは本でも読んでみたら??」 「やだよ~!!」
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