闇に蠢く黒斑点

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「あいつらの住みかはこの先の湖じゃないかと考える。前に来たときにはいなかったという事から、数が増えているんだろう。俺たちで、早く殲滅しなければ……」 エニケスの鋭い洞察力の前に、ラドはついていくのがやっとだった。 「増え続けたらいけないのか?」 「もし森の外に出たら、町の皆に被害が出るだろ。絶対に食い止めるぞ」 「それはやばいな……分かった、俺も協力する!」
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