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蓮「無理はしなくていい…。でも朝のローターだけはしておけ。一応仕事なんだから。」
琉菜「…はい。」
小ぶりのローターを握り締める。
結局、なんにも変わってなんか無い。
いつ…いつあの忌まわしき事件を忘れられるの…?
蓮「今日は早く寝ろ…じゃないと心配で俺が眠れない。」
そう言うと重たそうに腰を上げて玄関先に立った。
蓮「お前みたいな女、初めてだよ…。」
琉菜「え?」
蓮「…なんでもない。」
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