始動

16/16
前へ
/374ページ
次へ
凄い勢いで押し寄せる波に、私はまんまと飲み込まれた。 琉菜「…ん!はぁっ…あっ!」 漏れる声も抑えきれず、意識が薄くなる。 琉菜「はぁんっ!!」 初めてだった。 お客さんの手解きでこんなにも早く頂点に達するなんて。 こんな清々しく、スッキリとした顔で帰って行く男を今までに見たことあるだろうか…。 琉菜「また来てね…。」 その問いかけに笑顔を浮かべたお客さんの顔が、あまりに嬉しそうで頭を離れなかった。
/374ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3278人が本棚に入れています
本棚に追加