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琉菜「…確かにそうだけど。」
まぁ…あやめさんにだってプライベートはあるだろうし…。
「すみません。」
琉菜「あ、いらっしゃいませ。」
「いや…客じゃないんです。こちらに眞壁という女性はいませんか?」
スーツ姿の30代ぐらいの男が、管理人室の小窓を覗いた。
琉菜「…存じあげませんが…。何分、皆本名を隠していますので…私は単なる留守番をしているだけなので…。」
「そうですか…一応、名刺だけ置いて帰ります。」
そう言うと受付のカウンターに名刺を置いて帰っていった。
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