序章

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途中、記憶が飛んだ。 確か、渋谷の109の近くを歩いていた。 ふと近道のために入った裏路地で…そこからの記憶が無い。 気が付けば私はここにいた。 手錠みたいなもので手を縛られて、口を猿轡で封じられて叫ぶことすら出来ない…。 真っ黒に塗られた部屋に、一際輝く白い十字架…。 一体ここは…。歌舞伎町?新宿?…わからない。
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