藤本 新

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心臓がドキドキした。 俺の心の中まで莉海が入り込んで、優しくゆっくりと染み渡った。 人を愛するってきっとこんな感じなんだろう・・・・ あったかくて、まるで陽だまりみてぇだ。 その時、俺は気づいた。 なぁ、莉海・・・・俺だって同じだ。 「たとえお前とはぐれちまっても、たとえ、生まれ変わって姿形が変わっても、俺は絶対にお前を見つけて、お前を必ず好きになる。何回だって、莉海。俺はお前に恋するよ。」 俺は・・・ 私は・・・ 何回だって 莉海に 新に 恋をするよ ―――終わり―――        
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