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「本当はね、この手じゃおさまらないぐらいなの///もっともっとずっとずっと大きいんだから!!えへへ/////」
照れて笑う顔。
かわいいな。本当お前は。
「そりゃ、どーも。」
だけど、俺はお前みてぇに素直じゃねぇから、やっぱり顔もまともに見てやれねぇんだ。情けねぇんだけどよ・・・・
「新。私ね・・・思うの。」
「何だよ」
大きな瞳を見開いて、莉海は俺の腕をグイッとひっぱって、顔を見させた。
「私と新が今出会っているのは絶対偶然なんかじゃないよ!必然!」
目の前につきだされた人指し指。
「お前なぁ・・・//////」
キラキラする瞳が、俺を捉えていて、俺はもうどう答えていいのか分からねぇよ。
「私と新はきっと前世でも愛し合ってたんだよ」
「愛し合ってって・・・/////恥ずかしいからヤメロっての!!」
動揺する俺を全く無視して、莉海が言った。
「私ね、どんなに新と離れ離れになったって、たとえ、生まれ変わって、姿形が変わったって、絶対に新を見つける自信あるよ!!」
マジメな顔で俺の顔をみる莉海。
「へぇ・・・そりゃすげぇ自信だな。」
「たとえ、生まれ変わって新が私を忘れちゃっても、私は必ず新を見つけ出して・・・それで必ず新を好きになる。私は、何回だって、新に恋をするよ」
(何回だって、新に恋をするよ)
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