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その空箱をもう一層潰し、
今度は、道路上に投げ捨てた。
重さのない空箱は、
遠く飛ばずに数秒浮いた後、堕ちた。
そして、走ってきた八王子ナンバーのワゴン車に更にもう一層潰された。
ぐしゃりと言う音の末、
後方から、
「…おやおや、
ポイ捨ては行けませんよ。
貴治様。」
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