秋風吹く街で
3/4
読書設定
目次
前へ
/
50ページ
次へ
その日もローラは何かを追跡していた。 地面に残る匂いを追い、あちらこちらに引っ張る始末。 決して聞き分けが悪いわけでもなく、声をかければ一旦はやめる。 しかし、再び興味をそそられる匂いを見つけると、たちまち警察犬に早変わりである。 私が散歩相手の時はそれでもいい。 妻が連れて行く時にこれをやられると、かなり参るらしい。 これが前の飼い主、院長夫妻を泣かせたローラの所業である。
/
50ページ
最初のコメントを投稿しよう!
22人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!