はじまり。

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おじいちゃんは2年前ぐらいから一人での生活が無理になり、ボケもどんどん酷くなっていた。そんな時、ミエは学生とバイトの両立の合間に突然家に住む事になったおじいちゃんの面倒をよく見ていた。 そんなおじいちゃんが変わり果てた痩せこけた体で酸素マスクをしながらベッドで眠ってた。 ミエはショックだった。 『おじいちゃんもう死んじゃうの…。』 でも、そんなショックの中、ミエは同時に 『私には仕事がある。泣いてなんかいらんない。親を支えなければ!絶対泣かない。頑張らなきゃ!』と考えていた。
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