はじまり。

7/8
前へ
/110ページ
次へ
夜仕事がない時、家にたまに早く帰る事も何回かあった。 ミエの家は5人家族。 ミエは兄とは全く話さず、打ち解けていない。 父と母は普段会話があまりない為、ミエが家族のムードメーカー。姉は対人恐怖みたいなもので外へ出ず。 ミエはそんな姉をなんとか外へ出そうとしていた。 そんなミエを見て、ミエの母も『お姉ちゃんの事宜しくね。あなただけが頼りなんだから。これからも助けてちょうだいね。』とミエを頼りにしていた。 でも、夜になると過去の友人とのトラブルがトラウマなのか、毎日同じ夢を見てうなされていた。なかなか眠れない日々も続いた…。
/110ページ

最初のコメントを投稿しよう!

102人が本棚に入れています
本棚に追加