181人が本棚に入れています
本棚に追加
/125ページ
良い友達から、愛しい恋人になるまでに時間はかからなかったわね。
二人は強く惹かれあっていたからサ。
価値観も考え方もよく似ていたし、笑いのツボや悲しみのツボ、夢や目標までもが同じだった。
二人でいるトキは、たくさん笑った。
喧嘩をすればたくさん泣いたヨ。
でもね…
実はソナ…
これが【愛】だとは、このトキはまだ気付いていなかったんだ。
【好き】ダト思ってたの。
今まで付き合った男とは、何かが違うと思ってたくらいだった。
ソナって、どんだけ鈍感?と思うケド、なんせ【愛】を知らないヒヨッコだったんですもの。
「すでに脳が麻痺してマスよ」なんて気付かないわよ。
愛は猛毒ってきっと、このコトよね…
最初のコメントを投稿しよう!