-戦争と平和-

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昔っからソナの独占欲ったら、マジ半端ナイ。 独占欲とおりこして もはや【支配欲】でしかなくなってるのよ。 生まれたトキからとは言わないケド、物心ついたトキからは間違いなく支配者になりたがっていたわ。 加齢とともに、支配者カラ独裁者になっていったのも事実。 物質的な[モノ]に対しても独占したがりなんだカラ、彼氏なんて出来た日には大変よ。(彼氏が) さらには、ただの彼氏じゃなく、【愛する彼氏】に昇格した日には穏やかじゃないね。(彼氏が) だってソナ、 トルネード投法で彼に愛を投げつけるもの。 波風ドコロか竜巻の如く激しく乱れる日々よ。 まさに【戦争】。 「ここは戦場だ!寝たら死ぬゾ!隙を見せるな!」って感じで、争いが絶えなかったわ。 オッパもソナも関係を保つのに必死だったヨ。 時折ある平和を 「死ぬほど幸せ」と勘違いしたりもした。 なにげないコトを幸せと思えるのは、何気なくナイ時が多過ぎるのだと気付いた今日この頃…。
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