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「どうしました?まぁ落ち着いて」
「落ち着けるか!何だよ!いきなり狙われるなんてよ…」
その後も止まない音…
「じゃゆっくり話しでもしますか…」
「してられるかよ!とにかく撃つのは止めろ!」
そんなやり取りをしている間もドンドン撃ってくる。その間、二つのクスクスと笑う声が何処からか聞こえている…
「ねぇ、何が楽しかった?あの時?」
女の、竹下は笑いながらに聞く。
「な、何がって…」
斉藤はこの状況と、それだけではなくただ分からない、というか覚えているはずもない…いじめをした奴などそんなものだ…
「ないわけ?じゃただいじめられてた私は何なの?」
「…」
「じゃしょうがないね…」
カンッ!
一発が足をかすめた。斉藤はそこに倒れた。
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