遺影

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遺影

不意に目を覚ます。 すると目の前の天井と壁の角に黒ぶちの額が掛かっていた。 小さい。縦は十センチ程だろうか?中に誰かが写っているようだ。 ただ漠然と   「遺影のようだ。」   と思った。 特に恐ろしくもない。 そう考えているうちに、遺影が徐々に小さくなって見えなくなってしまった。 起きて天井角を見上げるも何もない。     兵庫県K市にて
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