黄金色の朝

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黄金色の朝

目が覚めると黄金色でした。 あんまり黄金色なのでなかなか目を開ける事ができません。 だから僕は光りが目に染みない程度の薄目で周りを見ます。 すると、横のソファーから僕を見下ろすシルエットがありました。 光りがとっても黄金色なせいでその人は黒いシルエットになっています。   その人は僕を見ながら特に何もしないのですが、僕にはなぜかその人の優しい気持ちが伝わるのでした。   「ゆっくりお休み。」   そう言われているようで僕は再び眠りにつくのでした。     福岡県I郡にて
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