赤い翼。

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風が鳴く、、、。              君は傷付いた翼を広げ飛び立つ、、、。              後に残るのは純白の羽と、真っ赤な血、、、。              雨の中辛そうにはばたく君を、僕はただ見ていた、、、。              純白の翼は赤く染まり。              気付いたときにはすでに遅くて、、、。              君は最後に言う。              『サヨナラ』              ただそれだけ、血塗れの羽はボロボロで、、、。              はばたく度に羽は抜け、、、。              君は涙を流すだけ、、、。              だから僕は近づいた、羽を伸ばして飛び立った、、、。              全ては君を守るため、、、。              赤い羽は血塗れで、、、。              今はもう動かない、、、。              だけど僕が君の為に、、、。              君の翼になると誓った、、、。 夕暮れ夕暮れ赤い道、君と一緒に飛び立った。
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