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風が吹く。
強い強い風が草原を駆け抜ける。
君は夕暮れの空を見ていたね、、、。
月夜に浮かんだ君の顔。
思えば君は泣いてばかりだった。
僕は助けてあげられたかな。
君は何で死んじゃったの?
僕が弱いから?
君を守れなかったから?
今となってはわからない。
君は多くの謎を引き連れて、、、。
死んでしまった、、、。
あまりにも大きく、、、。
あまりにも重い謎。
君は一人じゃないのに。
相談してほしかった。
風なり風なり君の声。
夕暮れどきに聞こえたよ。
『さようなら、さようなら』
その声は、、、。
風と一緒に駆け抜けて。
小さく小さくなっていく。
君に僕から伝えたい。
とても悲しいこの詩を。
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