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……もう、こんな時間か…。 私は、壁に掛けられている時計を見た。 船の燃料室には、もう石炭が積み込まれている。 船は、明日の出港の時を待つだけだった。 私がいるこの2等室は、ひどく静かで、窓の外の波が船の横腹にあたる音が聞こえた。 照明のアーク灯の煌々とした光は、温かく私を照らしていた。
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