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今にも倒れ込みそうな内山。
(内山)『はぁ!はぁ!もう駄目だ、走れない。はぁ!先輩、後はお願いします。』
地面に座り込む、内山。
その様子を見ながら舘は呆れている。
しかし足は止めず追い掛けている。
(舘)『まじかよ?情けないな。何でいつもこうなんだよ。とにかくウッディ、そこで待ってろよ。』
内山を気にしながらもスピードを上げる舘。
それを見送る内山、手を振っている。
(内山)『はい!』
内山を置いて被疑者を追う舘。
不適な笑みを浮かべる舘。
(舘)『絶対捕まえてやっからな!覚悟しろよ、大将』
ますます、スピードを上げる舘。
徐々に被疑者との距離が縮まっていく。
ちらちら、後ろを振り返り表通りから路地裏に駆け込む被疑者。
舘も被疑者を追い、コンビニを曲がり路地裏に駆け込む。
次の瞬間。
(?)『きゃ~!!』
(舘)『うゎ~!!』
…………………??
(舘)『痛て~!何なの?』
(?)『痛いのは、こっちですよ。ぶっかっておいて。』
どうやら、道を曲がった際にぶっかってしまったらしい。
お互いに倒れ込んでいる。
(舘)『あ、ごめんね。大丈夫?怪我ない?』
(?)『大丈夫です。貴方こそ大丈夫ですか?』
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