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夕方が過ぎ、夜の7時頃、子ダヌキは右を向いた。
子ダヌキ『電車が来たのかな?』
と思い振り向くと一人の少女が子ダヌキの所へ近付いてきた。前へだんだん近付き子ダヌキは冷たい耳を押さえた。
赤いジャンパー、赤い毛糸の帽子、赤い手袋をしていた。
少女は、耳を押さえてる子ダヌキに赤い手袋を、子ダヌキの耳に、はめてあげた。
少女の温もりが、子ダヌキの耳を温めてくれた。
子ダヌキは手袋の御礼に何かプレゼントしようと思い、ホームから離れていった。電車は、だんだん近づいてくる。
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