‡紅と碧の魔法‡

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「とりあえずさ、五人集まったな」 未来が苦笑いを浮かべながら自分を含めた四人を見る。 「…あと二人…司とトリックだな」 時が海を見ながら二人の名を口にする。 帝は春麗から離れると小さなコンパスを取り出した。 不思議なコンパスだ 北を指していない、今は西を指している。 「司は西か?」 「違う」 時の言葉を遮る。 「じゃぁ どこだ?」 「…封印が…解かれてる」 「「えっ?」」 その場にいた四人が驚いたように声をあげる。 当たり前といったら当たり前なのだろう。 何故ならば、七人の魔法使い達は魔法陣を作るように封印されているからだった。 [★]紅内 帝[★]【光】=中 [★]倖元 未来[★]【緑】=北 [★]三上 司[★]【炎】=北東 [★]紅 流星[★]【彗】=南西 [★]時 幻暗[★]【水】=南東 [★]春麗[★]【雷】=北西 [★]徳井 Trick[★]【?】=円柱
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