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義父が父親ではなくなったのは私が10歳の時。  その日はお母さんが同窓会の為家には義父と私だけだった。  ご飯を食べお風呂に入り9時頃眠りについた。  学校でマラソンをしたから体は疲れ切っていてぐっすり眠っていた。  寝てどのくらい経ったのだろう。  急に苦しくなり目が覚めた。  その時の事は今でも忘れられない。  『お父さん?苦しいよ。』 私の上にお父さんがまたがっていたのだ。  すごく息遣いが荒くお父さんの事が怖かった。  『お父さん!苦しい。何してるの?!』 お父さんは何も答えずただひたすら私の胸に顔を埋めていた。
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