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私は小学生にしては体も顔も大人びいていた。
お父さんがしている事は小学生の私にも分かった。
気持ち悪い。
すごく気持ち悪い。
『や…めて。お父さん…。』
目には涙がたくさん溢れてきた。
どうしてこんな事するの?
散々胸をいじった後ズボンに手をかけてきた。
『そっそれだけはやめて。…お願いします…』
その時お父さんは私の頬を叩いた。
『黙れ。お前が悪い。お前がこんな体をしているのが悪い。』
痛さと怖さと悲しみに襲われた。
私は抵抗するのをやめた。
いや、やめなくちゃまた殴られる。
その恐怖に体が動かなくなったのだ。
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