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それから私は夜になるとお父さんに汚されていた。  お母さんがいる日もお母さんの目を盗んではお父さんは毎日私の布団に入ってきていた。  初めは怖くて悔しくて仕方なかったけどだんだんと気持ちがなくなっていった。  抵抗出来ずただ汚されていく体は何も感じなくなっていった。  ただ思う事はお母さんを裏切っている気持ちだった。  もしこんな事がお母さんに知られてしまったらどんなにショックか。  自分の娘が自分の愛する人に抱かれている。  そんな事お母さんには絶対知られたくなかった。  だから必死で耐えお母さんの前では何もなかったかのように過ごしていた。  お父さんとの事は私が中学に入ってからも続いていた。
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