❤ story No.1

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その瞬間 ーーードクン そんなヒロの顔を見て、私の心臓は高鳴った 今までに感じた事のない感情 私の中に芽生えた狂気 けれど私はまだこの時 その存在に気付いていなかった それから 私はヒロに手を挙げるようになった 約束の時間にヒロが遅れた時 ヒロの頬を思い切りひっぱたいた 映画を見に言った時 見たい映画が違い口論になり ヒロの背中にグーでパンチを入れた けれどヒロは怒らない 「お前なぁ。 やりすぎだろ!」 苦笑いしながら許してくれる お前という言葉に腹が立った さらに顔面にパンチした 「イッター」 「お前って呼ばないで!!」 「ゴメンナサイ」 ヒロのそんな態度が益々私をエスカレートさせていく
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