ﾁｪｰﾝﾒｰﾙ

ｳｨﾙｽ

次の日｡

おかしい｡

Ａが来ない｡
いつもは一番に教室にいるあいつが…｡

先生が泣きながら入ってきた｡

「昨日､Ａ君が原因不明のウィルスにより…
亡くなりました」

なんだって!?Ａが?
嘘だろ…｡
涙が溢れる｡

しかし一瞬､あのメールが頭をよぎった｡

ウィルスと言ってたな｡

病原体…まさか!

僕は悲しむのも忘れ､自分のケータイを見る｡

最後の数字が『3652』になってぃた｡

どういうことだ!?
勝手に変わるなんてありえない｡

僕は怖くなり､すぐにメールを消去した｡