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隊長はなおも青年に話しかける。
「悪いが宇宙船が直るまでの間、俺達について来てもr」
「俺ってさ、最強だよな?」
隊長の言葉を遮る青年。
「…は?」
「貴様!隊長の話をちゃんt」
「俺さぁ、世界最強だよな?な?」
この男は突然何を言い出すのか。隊長は唖然としている。三等兵はぷんすか怒っているが、誰も三等兵を気にも留めない。
「UFO壊したり、空飛んだり、宇宙人を従えたり…こんな凄いことが出来る奴は俺以外に存在しない!!」
「おいおいお前は何を…」
困惑する隊長を傍らに、三等兵は青年にずいと歩み寄った。
「地球人の分際で生意気な!!隊長、こいつちょっと懲らしめてやりましょu」
「俺は世界最強だぁぁあ!!!!」
両手を広げ、高らかに宣言する青年。魂の叫びは四方八方に響き渡った。
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