第二章

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「うっし腹ごしらえ行くか!!」 「いや落ち着け。まず落ち着け」 「隊長…本当にこいつスクラップにしても良いですかね?」 一人で一方的に突っ走る青年に、宇宙人二人が振り回される形になっている。やはり教えなければ良かった、と舌打ちする隊長。 「地球人、ちょっと待ってろ。今することがあるんでな」 「うん分かった?」 「何で疑問系なんだよ!!素直に待ってろバカ!!」 そう言うと隊長は空間制御装置とやらを取り出した。見た目には只のゴミだが、そのゴミは地面に置かれると共に輝き出す。
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