第二章

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「隊長、こっから先は僕に任せt」 「お前にだけは任せられん!!」 空間制御装置の周りに、小さな竜巻が起こる。小石や落ち葉が風に舞い、装置に手をかざす隊長の周りで揺らめいた。 「よーし…こんなもんで良いだろ。三等兵、他の部品を寄越せ」 「はいどうぞ」 三等兵が持ってきたガラクタ類…いや、宇宙船のパーツを、隊長は空間制御装置に向かって放り投げた。 するとそれらのパーツはまるで排水口に水が流れるように、空間制御装置に吸い込まれていった。 …空間制御装置って何だよ。意味分かんねえよ。名前と働きが合ってないんじゃないか?と、悩む作者であった。 (´・ω・`)
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