第二章

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パーツが全て装置に片付いた。その場に一つ残った空間制御装置をポケットに仕舞うと、隊長は振り返る。 「さて、まずこれからどうするか考えるぞ」 「あのぉ~…隊長、大変申し上げにくいのですが…」 「ん?どうした言ってみろ」 「地球人がいません☆」 グシャッ 鈍い音がした。 うつ伏せで身動き一つしない三等兵の屍を踏み越え、隊長は青年を探すべく歩き出す。 「可愛く振る舞ったが隊長のご機嫌は取れなかったかぁ…!!」 悔しがる三等兵。力を入れる場所が違うぞ☆と可愛く教えてあげたいものだ。 …ん?別に可愛くない? (´・ω・`)フッ…そんな馬鹿な
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