第二章

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「で…肝心のお金は持ってるのか?俺は持ってないし何も買えんぞ?」 「北の将軍様なら何人か持ってるけど、お金は無いなぁ…」 「金正日かよ!!そんな危ないおっさん要らねーよ!!!!」 「うっかり♪」 「わざとか!?わざとなのかぁぁ!?」 完全に青年のペースに巻き込まれる隊長。彼は頭を抱えて喚いていた。 「さて…お金どうしよう?」 その青年の疑問に答えたのは、ドジばかりの宇宙人だった。 「僕に任せなさ~い!」 「うすらハゲ、居たのか」 「そんな名前じゃないですよう!!隊長は本当に厳しいお方だ…」 颯爽と現れた三等兵。彼はカーネル・サンダース像を片付けた後、たった今到着したようだ。
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