シロ

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「ただいま―!!」 少女が元気よく挨拶し、帰ってきた。 この少女の名前は美佳といい、高校3年生で受験生だ。 両親は事故で死んで、一人暮らしなのだが持ち前の明るさで友達は多い。 「寂しくないよ、お父さんお母さん」 だって友達もいるし!うん、大丈夫!と心の中で呟く美佳は本当に強い。 ガチャッと音を立てて自分の部屋の扉を開くと、美佳は自分の部屋に入って、鞄をベッドの上に放り投げた。 「あれ…?」
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