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数分後…
大部隊の人数は半分以下になっていた
しかし神威の付近にいた仲間はすべて倒され援軍は別部隊と交戦しているため未だに到着していない
そして神威は現在、敵に囲まれてしまっている
敵も警戒しているようで両者緊迫した状況が続いている
すると
「副隊長、新藤 守ただいま見参!!」
敵の副隊長らしき人物が輪の中に入ってきた
その手には戟が握られていた
「なるほど、武器成長ファーストか、成長といっても形が変わるだけなのか?」
「随分ご察しがいいな、武器成長ファーストは武器の形状を変化させ、それに属性を付加させる事が出来るようだぜ?」
そう言うと戟の先から炎が迸る
「さて、分かったら牢屋に行きなよ」
守はそう言うと戟を構えて接近し、神威の腹に向かって連続突きを放つ
神威はバックステップでギリギリ回避し、突きの後の隙を狙って接近する
守はそれに対して突然、戟を地面に突き刺す
すると守の周りに炎の渦が発生し神威はそれに飲み込まれてしまう
「チェック・メイト」
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