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2人がしばらくふざけていると「ピリリッ」という機械音が部屋に響いた。 「わりっ、俺だ。」 冬瑚がポケットからケータイをだして、出る。 「はい、あぁ………。」 冬瑚が話している間暁斗は暇そうにテレビを付けたり消したり。 大して見たい番組は無いのだろうが、端から見れば変人だろう。 まぁ、部屋には冬瑚しかいないのだが。 しばらくすると冬瑚が電話の主に 「ぢゃあ、暁斗に代わる。」 といってケータイを暁斗の方へと投げる。 暁斗はそれを上手くキャッチする。 「誰から~?」 だるそうに聞く。 「会長」 冬瑚は一言だけ言うと近くにあった本を手に取り、読み出した。
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