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こちらの手紙には
知られてはならない
ヴェルサイユの秘密を
書きます
わたくしは
嫁いですぐに秘密裏に
デュバリー夫人と
お会いしました。
デュバリー夫人は
わたくしに
ヴェルサイユについて
ノワイユ夫人、
三人の内親王
そして国王ルイ15世と
共に教わりました。
それは儀礼などではなく
ヴェルサイユの宮殿に
隠された
いくつもの裏階段や
仕掛け、隠し部屋など
設計図にはないこと
ばかりです。
いざというときに
使うためわたくしに
お教えくださいました
次にこの宮廷の
仕組みについて
教わりました
財政は破綻し
王家の人気は
ある程度あるものの
反対意見も多くある
それゆえに
デュバリー夫人が
憎まれ役をかって
出て、国民の憎悪を
背負い、安定を
図っていたのです
そこでわたくしは
デュバリー夫人を
無視して
新しい古い体質を
変える象徴としての
役割を果たすことに
なりました。
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