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春の天皇賞。
前半61、1→後半59、4という上がりが早くなった平均ペースは、
キレる脚の無いアサクサキングスにとって不向きな展開だった。
その流れを2、3番手に付けて最後まで踏ん張った内容は価値がある。
勝ったジュピタ、2着サムソン共に道中は後ろから差して来た。
逃げたホクトスルタンが4着→目黒1着。
結果、前が3、4着に残り一見、前有利の中をジュピタ、サムソンが捩じ伏せた様にも映るが、アサクサ、ホクト共に1、2着馬とはキャラが全く違う。
両馬、前に付けてそこから33秒台で掛け上がれる瞬発力型ではなく、
前後半タイム差1秒以内で能力全開となるタイプだ。
つまり、
天皇賞で一番強い競馬をしたのは、苦手なペースで3着に粘ったアサクサキングスだったと言っても過言ではない。
アサクサキングスは宝塚と似た条件の大阪杯で、プラス16キロで馬が変わったと騒がれたが、
やはり太めは否めず。
そんな中、
前に付けて突き放す最強馬ダイワスカーレットに59キロで迫ったならそれだけで充分。
何よりも、
道中ほぼ同じ位置で展開したメイショウサムソンに0、3差を付けた事に価値がある。
元々太り易い体質のサムソンは、休養明けでも万全に仕上げられる。
当時のコメントにも、
自信満々に仕上げたコメントがあっただけに、
天皇賞でのアサクサ、サムソンとの序列は、単純に距離と展開。
長距離馬のイメージも、4勝の内3勝が2000M以下でのものだ。
平均ペースに成りやすい阪神2200Mは、
なだれ込み型のアサクサキングスにはマイナスにはならず、
中距離でのサムソンとの格付けは、既に大阪杯で終わったと考える。
土曜日の阪神は、
内が伸び難かっただけに外枠発走も大丈夫。
天皇賞後、
宝塚を見越した上で、
短期放牧に出した陣営の『強さ』を信じ、
馬券という手を差し伸べる。
馬単。
◎⑪アサクサキングス
から
○④アルナスライン
⑥アドマイヤオーラ
⑧ロックドゥカンプ
に、一発ありそうな、
⑤サクラメガワンダー。
馬単
⑪→④⑤⑥⑧各5千円。
自信度、
超A級。
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