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でも表面上だけで励ましあうようなそんな友達ならいらないと考え直した。
そうだ、私には真美だけ居ればいい、親友だけ居てくれればいい。そう思った。
だから今の私は幸せ。
この生活がずっと続けばいいと、そう思ってた。
やがてスクールバスが私達がいつも下車するところへ着いた。
私達の下車するところは何だか森の中、というようなところで、辛うじて道路が一本通ってバス停と電話ボックスがある程度だ。
その割りに交通量が多く車がよく通る。
この場所で下車する生徒は森の中の小道を通って街の方へ出るのが殆どだった。
もちろん私たちもその中の1人ということになる。
「ありがとうございましたー!」
真美が元気よくそう言いながら先に降りる。
私も小さくお礼をしながらバスを降りた。
丁度その直後だった。
バスの中でかかっていたラジオから1つの放送が流れた。
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