何かが動き始めた…

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ねぇ覚えてる?… あの時の事… 二人の時間… 何よりも優先で… 何よりも大切で… …もぉ忘れたよね?… …忘れようとしたんだよね… 必死になって… 時間をかけて、 時にまかせて… ただ一心に…忘れたかった… 二度逢う事がないと… 逢う事のできない距離だと決め付けた… あれから二人は、何をしていたの?… どんな出会いがあったの?… 心の隅にいつもその語りかけ… 関係ないはずなのに… 忘れたいはずなのに… 気になる存在… 仕事はじめたよ… 髪、切ったよ… 髪、伸ばしたんだ… パーマあてたんだ… 仕事うまくいかないんだ… 疲れたよ…助けて… そんな事伝えたくても… そんな事聞きたくても… 何もできない… 何も…何も…何も… あれから、どれくらいの月日が流れた??… どれくらい忘れれた??… どれくらい本気の恋ができた?… 私は、何も出来てない… 何も変わっていない… 本気で恋なんて出来てないよ… 何をするにも… どこに行っても… 貴女の影がそこに焼き付いてる… …私に語りかけてくれる… ただの思い出が… ただのメル友だった私達が… 寄り添った奇跡が… ここにある… 大き過ぎた貴女の存在… 長過ぎた時間… もともと合わない二人が お互いに歩み寄ろうとした努力… 強過ぎた願い… 全部が、深く…大切だった… そんな思い出を時間なんかで解決できるわけがない… しては、いけないんだ… 私は、気付いたよ… 何が大事なのか… 貴女を探し続けます… 明日がこなくても… 昨日と言う日が無くなっても… …逢いにいきます… 影ではない… 思い出ではない… 今精一杯頑張ってる貴女に… 何もかも止まっていた歯車がサビつかないうちに… 後悔だけが残る前に… すべての写真が 再び色付くように…
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